現在私が使用しているGNリサウンドの外マイク式補聴器ですが、今回はちょっと突っ込んだ使い勝手の話をしてみたいと思います。良く聞かれるのですが、バイクなどでヘルメットをかぶるとき、どんな感じなんですかね?
目次
外マイク式補聴器の使用感インプレッション
結局外マイク式ってどうなんですかね。
私はこの補聴器にしてからそろそろ4年が経過しますが、まあ便利です。もう戻れない。やめられないとまらない。かるびだけに。 かるびー〇っぱえ〇せん
最近3月なのにだいぶ暑いんですけどここだけやたら寒いですね。何でですかね?
ところで、私のブログをご覧いただいて同じ外マイク式補聴器をご購入いただいた方がいらっしゃるのですが、こちらのブログの管理人様です。
なじらん様、色々な情報を教えてくださってありがとうございます。
なじらん様は私のGNリサウンドと兄弟会社にあたるベルトーン社から購入されたようです。
そしてこの外マイク式補聴器を「ひげ補聴器」と呼んでおられましたので、私もあやかってひげ補聴器と呼ぶことにします( ´艸`)
皆で広めようひげ補聴器(マテ
さて、以前にもお話したようにGNリサウンドもベルトーンもどちらも同じ親会社のGNリサウンドグループなのですが、細かいところが違うようですね。
GNとベルトーンなら同じ会社だからどちらもディンプル加工ができるかもしれないと書きました。
ディンプル加工とはこれの事です。
どうやらなじらん様の情報によるとベルトーンではディンプル加工ができないようです。
それを受けて、先日自分の補聴器センターに電池購入に寄った際に色々話を聞きましたが、どうもこのディンプル加工というのはGNリサウンドの中でも日本独自のサービスらしいです。
それだけ日本人は繊細な人が多いのでしょうかね。
ちなみに私の場合は最初からこだわってディンプル加工してもらったわけではなく、作成時に補聴器センターの店長からGNで買うならディンプル加工は絶対にした方がいいと勧められて施しました。
それ以前の補聴器でもそれほど装着感に嫌な思いはしていませんでしたが、確かにディンプル加工を施した今の補聴器になってから、時々補聴器を着けていることを忘れる……とまではいきませんが、だいぶ違和感は軽減されているように感じます。
だからといってベルトーンの補聴器の装着感が良くないということではなく、ベルトーンはベルトーンで、使用者の耳型に合わせて職人さんが一つ一つ手作業!で形を作成しているとのことです。
大抵の補聴器が機械成型であるのに対し、クラフトマンシップの補聴器というのは中々ないのではないでしょうか。
という訳で耳穴式の補聴器の装着感が苦手という方は、ぜひ一度GNリサウンドの耳穴式でディンプル加工されたものや、ベルトーン社の補聴器を試してみては如何でしょうか。
サンプルがあるのかどうかまでは補聴器センター次第かもしれませんが……。
前置きが長くなりました(;^_^A
本題はこのひげ補聴器こと外マイク式耳穴型補聴器のバイク乗車時インプレッションです。
バイク乗車時の補聴器はどうしてる?
私の趣味の一つにバイクがありますが、当然ですけどヘルメットをかぶります。
基本的にはジェットヘルメットを使用しています。
立花のステッチ入りヘルメット。SHM with CHEEK A FLAP。
何かのイベント時に購入したものですが限定品だったようで今では販売してないみたいです。なんだか得した気分(笑)
似たようなヘルメットならこちらでどうぞ。
ではヘルメットをかぶるときに補聴器は邪魔になるのかならないのか?
結論から言えば、私は特に邪魔には感じません。
ちょっとしたコツのようなものなのですが
ヤべ……サングラスに反射して部屋の様子と小汚さがバレr
私の場合ヘルメットをかぶる際に写真のようにフェイスマスクで耳まで覆ってしまいます。
フェイスマスクをする利点は幾つかあります。
- フェイスマスクのおかげでヘルメットが滑るように楽にかぶれる
- 日焼け対策になる
- シールドの無いヘルメットをかぶるときに虫よけになる
- カッコいい
この状態でかぶれば
ヘルメットを完全にかぶっても耳は補聴器ごとフェイスマスクでカバーされていてヘルメットに直接あたりません。
ただし、私の買ったモデルにはイヤーパッドがついているのですが、これはさすがに補聴器にかなり干渉して鬱陶しいので外してあります。
イヤーパッドをつけたままだと
- 圧迫感
- 篭り感
- 音の遮へい感
がそれぞれ酷い感じ。
不思議とハウリングはありません。
以前の補聴器を付けたままかぶってみたら頭を動かしたり首ひねったりするとハウリングが酷かったので、やはりこの辺り外マイク式の利点ではないかと思います。
ヘルメットはなんでも大丈夫なのか?
フルフェイスのヘルメットはさすがにちょっとキツいです。
私もフルフェイスヘルメットを持っていますが、私の使っているフルフェイスヘルメットはこちらのシンプソン、ダイアモンドバックという型のものです。
これを装着するのは大変です(;^_^A
というのも、
流石にかぶるときだけちょっと痛い。
当然ですけど耳に固いものが入ったまま、耳当てを上からかぶりますのでほんの少しだけ押される感じになって痛みがあります。
まずメガネを外し、補聴器はしたまま頭をねじ込みます。
え?写真は眼鏡したままじゃねーかって?
だって顔バレ怖いやん\(^o^)/
キニシタラマケです。
この時に当然のように耳が潰れますので、補聴器が耳穴に突っかかって痛いです。
ある意味儀式。
ですが、それも一瞬で済みますのでそれほど苦には感じませんね。
あとは勢いでずっぽりと。
全部かぶってしまえばインナーは柔らかいのでそれほど違和感を感じません。
この時に、ヘルメットを左右にずらして耳が折れたままになるのを戻します。
耳が折れたままだとさすがに外マイクがふさがってしまってハウリングしてしまうからです。
メガネは本当はヘルメットをかぶってからバイザーを上にあげてすきまから着けます。
一部始終をはたから見てるとかなり滑稽です\(^o^)/
しかしそれよりも何よりもこのヘルメット……。
頬っぺた部分が圧迫されて痛いがな。
シンプソンは海外製なせいか、どうも日本人の顔形だときつめなようです。
……しまったこれじゃ補聴器インプレじゃなくてヘルメットインプレになってしまう!
ヘルメットをかぶった状態での聞こえは?
ヘルメットをかぶれば当たり前のように補聴器は完全に覆われてしまいますが、肝心の聞こえの部分に何か影響はあるでしょうか。
私の場合は
- 篭り音はあるけどハウリングはしない
- 聞こえづらいけど補聴器しないよりは聞こえる
- 自分の声はめっちゃ響く→余計小声になる
- どうでもいいけど写真はかなり銀行強盗っぽい
こんな感じですね。
言わずもがなではありますが、聞こえそのものに関しては
メッチャこもってて聴き取りづらい
です…… 。
これはもう如何ともしがたし。
ツーリング時には信号待ちなどでお互い会話することがあるのですが、そもそもハーレーのエンジン音がうるさ過ぎて会話が成立しないので諦めてます(笑)
でも私には読唇術という技術がある……!
相手が何を言いたいのかは口元さえ見えれば大体わかります。フェイスマスクされてたらアウトですけど/(^o^)\
逆に相手の方が、私の喋っていることわからないんですよね……。
もうこういう時はエンジン切った方が早い(身もふたもない)。
なぜわざわざ補聴器をしたままヘルメットをかぶるのか
なんででしょうね?
普段から補聴器つけっぱなしが標準なのであまり気にしたことなかったのですが、確かにわざわざヘルメットをするときに補聴器したままである必要性はあまりない気もします。
ただ……なんて言うんでしょう。
バイク、特にハーレーを選ぶ理由の一つに
音がカッコイイから
というのは少なからずあるんですよね。
あの低音ドコドコ音が良くてハーレーを買う人間は必ずいる。
私なんかは見た目で入った人間ですけど、それでもあのドコドコ音には惹かれるものがあるんです。
でもこれ、私のような難聴者には補聴器してないとそれほど迫力があるようには聞こえないのでかなり寂しい感じなんですよ……orz
なので、敢えて補聴器することによって、うるさいドコドコ音が多少なりとも迫力のある音に聞こえるので、それを味わいたいがためにつけてると言うそれはそれは変態的な深い理由があるんです( ・´ー・`)
ちなみに走っている最中は周囲の音とかやっぱりエンジン音でかき消されて全然わかりません(;´・ω・)
ただ車に比べればかなり視界が開けているので、救急車両とかには気づきやすいです。
そして私はビビりでへたれなので
雨の日や風が強い日はバイクに乗りません!
そういう意味では安全に配慮してます一応……。
うーん、補聴器したままヘルメットかぶっても特に問題ないことは書けたけど、ひげ補聴器の宣伝にはあまりなってないような……?
あくまでこれらの違和感がない使用感はすべて、私の使っている補聴器がひげ補聴器だからなんですけどもね。
以前まで使用していた補聴器だとハウリング酷くてそもそも使い物になりませんので……。
もしかしたら雑音抑制機能やハウリング抑制が優れた補聴器なら、ひげ補聴器でなくても着けながらヘルメットをかぶっても問題ないかもしれませんがどうなんでしょう?