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難聴者に限ったことではないのですが、当事者にしろ家族にしろ障害を抱えていて気になることは将来の進路や職業について、でしょうか。

どんな仕事なら就けるのか?どんなことが向いているのか?周りの人と同じように出来るのか?私なりに思うところを書いてみました。

難聴者に待ち受ける将来はどんなものか?

以前に私はこんな記事を書きました。

自分の欲望丸出しのアホな記事ですが(笑)

こんなことやってみたいなーってのを書いてみたんですけどどうもこれ以降、このブログに「難聴者、将来の夢、仕事」などの語句で検索してくる方がいらっしゃるんですね。

多分、なんですけど、こういうのを検索されるのはご自分のお子様が聴覚障害を抱えて生まれてきてしまったことに心を痛めている親御様なのではないかと想像します。

あるいは自分で、私難聴なんだけどどんな仕事なら出来るのかなーと気になって調べている学生さんとか。

はたまた兄弟が難聴で悩んでるなんて人もいるかもしれないですね。

いずれにしろ

かるびの将来の夢になんか興味ねえ

のは間違いありません。はい。

上記のワードで検索されて当たった記事が予想と違った脳内お花畑記事でがっかりした方、大変申し訳ありませんでした(;^_^A

なのでこれから

書きます!

聴覚障害者はどんな仕事なら就けるのか?

聴覚障害者に向いてる仕事なんかあるのか?

そもそも仕事ってしなきゃならないのか?

ただ、あらかじめ断っておきますが、進路を決めるのは最終的には自分です。ここに書いた通りに進路を決めて後悔した!と怒られても困りますのであしからず……。

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偉そうに語る前にかるびの現状はどうなんだ

まずいくつか前提というかお断りしておきたいことがあるのですが。

聴覚障害をかかえながら働くということについて。

私自身はどんな仕事でも大丈夫だなどと言う気は全くありません。

と、いうのもですね。

健常者であっても仕事の向き不向きなんて当然あるわけでして。

そして向き不向きを考える以前に個人の仕事に対する姿勢がどんなものなのかという点も重要になってくるわけです。

やる気がないのにただお金がもらえるからって仕事に就いたって駄目です。どうせ長続きしません。かじりついてダラダラ仕事してる人もいますけど。

そして現代は非常に仕事に対するモチベーションとか職業意識・職業倫理が高度成長期の頃と比べたらかなり低下しているのではないかと感じます。

そうじゃなかったらこんなに離職率がどうとか就職しないで働いてるいわゆるニートが問題になったりしてないんじゃないでしょうか。

結局のところ、本人に働きたい意思・自分を売り込む意思・やってやるという意気込みがなければどんな能力があったって無駄なわけです。

人づきあいが苦手で、なるべく人と関わりたくないと考えている人に接客業や営業職は困難でしょうし、PC作業が苦手な人に経理や事務職は苦痛でしょう。

何が向いてるのか、何が自分の天職なのかを事前に知ることができて、実際にその仕事に就けて働けている人なんてほんの一握りだと思います。

大多数の人は自分の天職なんて全く分からないまま全然関係ないところで働いています。

そのうえで、今一度自分がなりたいもの、なりたい職業、なりたい将来像というものが明確に描けるのであれば、それに向かって何をすればいいのか、どんなことをすれば近づけるのかを考えて見てください。

そうすれば、自ずと正解が見えてくるような気がします。

やりたくない仕事だけど稼ぐためには仕方ないという理由で仕事している人もいると思いますが、それはそれで自分の選択したことなのですから頑張ってくださいとしか言いようがないわけで。

職業選択の責任は自分にあるのです。

かくいう私だってそうです。

私は十数年前までもともと美容師をやってました。

でも体を壊して続けられなくなった際に、家族が医療職だったことから今の業界を勧められて、資格を取り直して今の仕事に就きました。

なんだかんだでもう10年以上一つ所で働いています。

不満が全くないと言えばうそになりますが、特に問題もなく、ハンデこそ抱えていますが自分に適した部署で自分の地位を確立し、なんとか必要とされるような状況を築けて今無事に働けています。

その経験から言うのであれば、肉体的なハンデに限って言えば自分の努力と能力次第で十分にカバーできるということです。

もちろん、物理的に不可能な壁は残念ながら存在します。

そこをどう乗り越えていくか

乗り越えてまでその仕事をしたいか

自分がやりたいことに自分のハンデがどこまで壁になるか

こういうことをそれぞれ考えることが出来なければ、どんな仕事に就いたって諦めてしまう癖がつくでしょうね。

まあ……いくら頑張っても会社や部署から追い出されてしまうこともありますが……。

それはそれ。

それこそ自分には向いてなかったと思ってきっぱり方向転換するのもありでしょう。

聴覚障害者について回るコミュニケーション能力と言う名の壁

ちょっと一部精神論的な話になってしまったのですが、上記はあくまで前提です。

どんな仕事をするにしろ、いったんその仕事をやってみたいと考えたのであれば、聞こえない、というハンデをいかにして乗り越えるかということにエネルギーを費やす必要があるのは変わりません。

ところが、聴覚障害者にとってついて回るのが

「コミュニケーション能力」

という名の壁。

この壁を作るのは何も聴覚障害者だけではありません。

ただでさえコミュ障なんて言葉が生まれてしまうような現代。

健常者ですら人とまともなコミュニケーションを取ることができない人が増えているようです。こういう会話があまり得意ではない、人とコミュニケーションをとるのが苦手な人を総称してコミュニケーション障害、略してコミュ障などというようですが。

別に特に蔑称という訳でもなくネット界隈や普段でも普通に使われているようですね。

さて、聴覚障害者。

言うまでもなく会話が殆ど聞き取れませんのでいっくら仲の良い友達の中に入っていても複数いるとそれだけで次第に会話の中に入れなくなっていく現象がががが……。

聴覚障害者あるあるです。

……なんてこともなく実はこれ、普通の健常者でも割とある現象だとかなんとか……。

健常者でも友達とですらそれなのに聴覚障害者が仕事とかできんのどうなのだいじょうぶなの?

ってなって当たり前ですねそりゃ。

こういうコミュニケーション能力を語る上で、特に生まれつきの聴覚障害の方の場合。

幼少期に口話教育を受けてきたかどうかがかなり重要になってくると思われます。

こういう方の場合

  1. 口話不可能・手話のみ可能
  2. 口話可能・手話も可能
  3. 口話可能・手話は不可能

の3パターンが考えられます。

つまり、

  1. 話せないし聞き取れないけど手話なら出来る、という人
  2. 聞き取るというよりは口などを見ることで言っていることが理解できるし、話すこともできる、さらに手話もできますという人
  3. 聞き取るというよりは口などを見ることで言っていることが理解できるし、話すこともできるけど、実は手話は分かりませんという人

という意味です。

なぜか3番のような、聞こえないのに手話ができないことを不思議に思う人がたまにいますが、手話というのは非常に難しく、さらに日本手話と日本語対応手話という2種類の手話の存在が難しさに拍車をかけています。

手話ができます、と一口に言っても、日本手話を使う人と日本語対応手話を使う人とでは手話による会話は成り立ちません。一般的な聾者は両方使えると言われていますが、幼少期から通常学校に通ってきた聾者の場合、どちらも全く使えない、という人も珍しくないのです。

今、聾者で通常学校と書きましたが、現在では聴覚障害の方が全員が全員聾学校などに通っているわけではなくなってきています。

補聴器の進化、人工内耳の進化などにより、あえて通常学校に通わせることも増えてきているのが現状です。

また、仮に聾学校に通っていたとしても、その聾学校の方針が口話中心の教育方針なのか手話中心なのかでやっぱり使える手法はみんな違います。最近ではやはり口話中心なことが多いようですが……。

なので、手話はやっぱり習おうと思って習っていない限り使えないものだと言えます。ですから手話のできない聴覚障害者がいたとしても全く不思議ではありません。

逆に言えば聴覚障害がなくても手話ができる人がいたりするわけですから手話ができるかできないかは、聞こえるか否かではなく習ったか習ってないかだけです。

あるいは両親がやはり聾者で手話でやり取りしている場合に、それを見て育ったことで自然に身に着けたとかですね。

さて、聴覚障害者のコミュニケーション方法をさらに細分化したときに、今度は識字率がどの程度か、という問題も出てきてしまうのですが。

これに関しては、現在の教育水準からすると、現在30~40代くらいの先天性聴覚障害者で口話ができないという人であってもほぼ日常生活レベルの文字の判読は問題なく可能になっていると言っていいと思います。

それより若年の方々なら猶更です。

まあ複雑な漢字は健常者の方でも読めない人たくさんいますしね!(笑)

ただし、文章を書くことはできてもそれが文章として成り立っているか否かは別問題ですが……。

これはちょっと難しい問題なので可能なら別の機会に考えてみたいと思います。

さて、先天的に聞こえない方々の中でも、特に手話しかできない人、というのは正直できる仕事が非常に制限されてしまうだろうと思われているのが現状です。

なぜなら、こういった方の場合、識字率がある程度あると仮定したうえでも、周囲の人とのやり取りが良くて筆談メインになってしまうからです。

そのうえで敢えて言いますが、逆に言えば筆談を苦としない仕事なら何でもできるのではないかと私は考えます。

では実際に次の記事から実際に大まかな職業別観点から考えていってみましょう。

この話題、だいぶ長くなりそうなのでシリーズ化しようと思ってます。

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