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今更なんですけど仕事の話って全然書いてないですね。副題というほどのものでもないんですけど一応「聴覚障害を抱える臨床工学技士のつぶやきブログ」なんて掲げちゃったりしてるので何か書いてみようと思います。他にネタもないし

臨床工学技士というマニアックなお仕事です

前回の記事で恥ずかしながら夢語りなんかしちゃったりなんかして

ちゃっかり仕事辞めたいなんて書いたんですけど、なんで辞めたいなんて言ってるのかって、別に仕事内容がどうとかパワハラが酷いとかそういう訳じゃないんですよ。

ただただ忙しいんですよ。

というか時間が無え。

要するに逃げたいわけだ。

何度か書いてますが私の仕事は病院勤務の臨床工学技士という職業なんですけど、何故か知名度が極端に低いんですよね……。

技士ですと紹介すればほぼ90%はレントゲン技師とか放射線技師を想定されるし、そうじゃなければ検査技師かと思われる。

前にも書きましたねこれ(笑)

なんでそんなに知名度低いんでしょうね。

まあ答えは多分、一般的にはどんな仕事なのか想像がつかないからだと思うんですけど。

そりゃね、当事者ならわかると思うんですが、人工透析とか言われても普通の生活送ってる人にはなんだそれ状態ですよね。ピンときません。

他にも人工心肺装置だとか人工呼吸器なんて言われても、大多数の人には???だと思うんです。

まあドクターXとか医龍とか観てて愛読書はスーパードクターKですとかいう人なら知ってるかと思うんですけど、じゃあその人工透析とか人工心肺装置と臨床工学技士がどう結びつくのかまで知ってる人はほぼいないです。

だってはっきり言って

看護師でも良く分かってない人がいる

くらいですから(;´・ω・)

あらためて考えてみても割とマニアックな仕事なんですよね……。

よーし、それならこのブログで臨床工学技士の知名度普及に貢献しちゃうぞ!(無理

そんな訳で今回は臨床工学技士の紹介のような話です。

もしこれを読んでくれているのが既に医療関係者の方ですと、釈迦に説法みたいな内容になりますけど。

年度も終わりで進学の時期になりますので、この春から中学、高校生になりますとか大学生になります、でも進路とか将来の仕事とか何も決まってません、という人のために、こんな仕事もありますよと少しでも参考にでもなればと。

まあお茶でも飲みながらゆっくりしていってください。

忙しすぎてやめたいとか言ってるくせに何をほざいてるんですかねこの阿呆は。

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臨床工学技士という仕事は何のために出来たのか

医療現場というところは、今ではかなりの部分で機器に頼っています。

世の中便利になったものでして、もうそれこそ医療機器がなかったら何もできないんじゃないかってくらい。

血圧計にしたって昔は

こんなもの使ってシュコシュコやりながら聴診器で血管の音聴いて計ってたのに。

コロトコフ音なんてあってですね。意味はググりましょうね。

……ってか水銀血圧計ってAmazonで売ってるんですね……。スゲーな……。

いずれにしてもこの測定方法は計る人によって多少の誤差は出るんじゃないだろうか。

私なんか聴診器使っても良く聞こえないですからね\(^o^)/

それが今では

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こんな機器を手に巻いてスイッチオンで計れちゃいますからね。

便利な世の中です。

他にも病院にはバイタルサインモニタとか電気メスとか内視鏡とか顕微鏡とかいろーんな機器が溢れていまして、それぞれ特徴も性能も使い方も違う。

するとまあ看護師さんだけじゃ管理しきれなくなってきます。

しかも医者や看護師さんはただでさえ患者さん見るのに忙しいのに、機器のメンテナンスやったり操作方法まで熟知しろって言うのは中々大変ですね。

そんな経緯で機器管理に特化した専門職を作ろうという動きが活発になりまして、臨床工学技士という国家資格が出来ました。

一応国家資格です。国家試験受けます。

なので臨床工学技士になるには大学に行くか専門学校を出て専門教育を受けたのち、国家試験ですね。

専門学校はそこそこ多いんですけど、大学はまだまだ学部少ないです。調べれば出てきますけど有名どころでは北里大学とか杏林大学、広島国際大学とかですね。

全部私学です。

国立で臨床工学技士のカリキュラム組んでる大学は今のところなかったと思います。

そんなこんなで資格とって病院に就職すれば、いろんな部署に配属されると思うんですけど、基本はいろんな業務をローテーションしながら経験すると思うんです。

一部はメーカーに就職する人もいます。

ただし臨床工学技士で開発まで携われる人は稀で、むしろそういうエリート部署は電子工学とかを専攻した大卒とか院卒の人が配属されることが多いでしょう。

なので臨床工学技士から医療機器の開発に携わりたいと思うのなら、大学に行くか、専門学校から大学に編入して大卒の資格を得て可能なら院まで進んで電子工学なり機械工学なりを専門に学ぶことをお勧めします。

臨床工学技士の育成カリキュラムだけで機器開発は難しいと思います。

ほとんどの医療系上場企業は外資なので、そういう開発部門は大卒だったり英語能力が条件だったりします。

私は病院勤務しか経験がないのでこの辺りはあまり詳しく語れませんけど。

そんな病院に就職した私たちの仕事は医療機器の管理・操作・保守点検がメインです。

以前どこかの記事に書いたような気がしなくもないんですけど、臨床工学技士というのは

  1. 人工透析装置の操作及び保守点検・管理
  2. 人工呼吸器の保守点検・管理
  3. 人工心肺装置の操作及び保守点検・管理
  4. その他医療機器の保守管理・点検

というのが建前上の業務となっておりまして、それぞれ……

って長ったらしい説明をこんなところに書くよりWikipedia様でも読んだ方がよろしい。

臨床工学技士 - Wikipedia

丸投げした!してやった!

まあその方が早いし確実ですからね!

世間一般的でいうところの臨床工学技士の業務というものが何かは普通にググれば嫌というほど出てくるので、もうちょっと私自身のやってることにフォーカスしましょう。せっかくなので。

需要無いとか言わない

手術室で働く臨床工学技士

さて。

そんな中でも私は手術室専属で働いています。

あまり専属っていないんじゃないかと思います。

今どきの手術室の医療機器って超ハイテクなんですよ。

でも記事サムネイルの画像のような室内からして超ハイテクな手術室は見たことがないです。

何処かにあるんでしょうか?こんな手術室で働いてみたいですけど。

最近では臨床工学技士があらゆる場面で必要とされていまして、それはさっきから書いているようにどんどん高度専門化していく医療機器に看護師や医師だけでは管理しきれないからなのですが、そんな中でもさらに特殊な配属先に内視鏡室とか手術室があるんですね。

基本は中央機器管理だとか透析室とかに配属されることが殆どなのですが。

手術は必要な症例だけ立ち会うとかですね。

内視鏡室に配属されると臨床工学技士が内視鏡機器の管理をしたり操作したりしてます。

病院によっては内視鏡手術介助まで臨床工学技士が行う施設もあります。

普通、手術の解除というと看護師がメインなのですが、内視鏡はかなり特殊で、やはり機器の扱いにたけた臨床工学技士にやらせたいという医師が増えているようです。

内視鏡室に配属と書きましたが、ここは施設によりけりで、あくまで臨床工学科などの部署に所属するだけの施設ももちろんあります。

その中で担当する業務を割り振って業務の持ち回り制というかローテーションしたりします。

そういう意味では私の勤務先では今のところ内視鏡業務にはかかわっていません。

あくまで手術室内の内視鏡機器の点検管理のみです。

ちょっと複雑なのは「内視鏡手術」と一口に言っても、いわゆる外来診察室で全身麻酔をするほどでもないポリープなどを切除したりする内視鏡業務と、全身麻酔をかけて胃や小腸の一部を切除したりする内視鏡下切除術と呼ばれる手術を行う場合とで意味合いがかなり異なるところです。

大きな違いは書いた通り、全身麻酔をするかしないか。

全身麻酔には麻酔科医と麻酔器が必要になってくるので当然手術室で行います。

メインでは外科が担当するでしょう。

ですがちょっとしたポリープの切除だったり、潰瘍の止血術だったりすると手術室ではない「内視鏡室」と呼ばれる外来診察室の横にあったりする部屋で行います。

この場合は局所麻酔で行うことがほとんどで、患者は起きたままです。

メインでは消化器内科などが担当することが多いんじゃないでしょうか。もちろん外科でも行います。

臨床工学技士は、施設によってはこの両方にかかわるのです。

それが私の施設では今のところ、手術室内での大きな手術で使用する内視鏡機器の点検管理だけ行っている、ということです。

施設によっては内視鏡室の内視鏡機器まで管理しているところもあります、というお話。

ちょっとわかりにくいうえに回りくどいですね……。

上手くまとめられなくてすみません。

そんなこんなで内視鏡装置だけでもちょっと複雑な状況だったりするわけですが、まあそんな難しい話は置いといて、私は手術室を担当してますよというだけの話です。

実際の手術室での仕事は?

手術室ってやっぱりかなり特殊なので……。

上記にも書いたようにそれこそ機器類が多岐にわたる上に専門性の高い機械も多くて、臨床工学技士の中にも得手不得手が出てきちゃいます。

私の病院は急性期病院なので手術件数が非常に多い病院で、使う機器も多種多様ですから、手術室に臨床工学技士を常駐して欲しいという病院側の要請があったときに、ローテーションに組むのは困難だという話になりました。

そんな経緯で私が専属で手術室を管轄することになったのです。

なので、私が内視鏡機器とか電気メス、その他のいろいろな機器などを扱っています。

最近では有名なダ・ヴィンチというロボット手術機の導入が決まりました。

j-robo.or.jp

こちらの機器は、4月からの診療報酬改定に伴って適応される症例がさらに増えました。

これに伴って全国の病院で導入が進んでいます。

こういう機器の取り扱いって医者や看護師だけじゃ無理じゃないのって話になりまして。

おかげさまで企画書やら機器の管理やら手術の手順やらをチームを組んでいろいろとやらなくてはならず、ここにきてめちゃくちゃ多忙になっているという訳です……。

まあただ、色々な機器を扱うと言っても、もちろん臨床工学技士がこれらの医療機器を実際に手術中に操作するわけではありません。

それは当然ドクターが行います。

ただ、手術の前の機器の準備、立ち上げ、動作確認など、諸々のセッティングをする必要があるわけで、これらはすべて臨床工学技士が行う施設が殆どです。

他にも臨床工学技士というのは、脳神経外科手術における顕微鏡の準備をしたり、手術を円滑に行うためのナビゲーションシステムをセッティングしたりと、手術全般のセッティングをするのです。

術中に何かの機器を操作することはほとんどありませんが、例えば何か機械が動かなくなったときや破損したときなどなんらかのトラブルが起きたとき、すぐに対応する必要があります。

そのままでは手術が止まってしまいますからね。

ちょっと小難しい話題の上に無駄に長くなってしまいました。

ざっくりとした紹介程度の話題ということで仕事内容に触れてみましたけど、もしこういう医療関係の仕事に就きたいですとか、今現在専門学校に通ってるけど実際の仕事の様子はどうなのかなど、何か気になることがありましたらお気軽にコメントください。

個人情報など守秘義務に違反することでなければ御答えできるかと思います。

ちなみに私の勤務先では、現在ダ・ヴィンチの導入だけでなく、新棟の建設計画が立ち上がっていてその新棟に手術室を新しく作ることになっています。

その手術室の設計、設備、運営なども平職員なのに何故か私が管轄する羽目になっていて毎日のように会議会議会議……しかも無給……誰かボスケテ……。

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