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この記事では、AviUtlを使っていろいろな演出をしていくために便利な「スクリプト」の導入方法について、さつき氏のスクリプトを例にして解説しています。

AviUtl本体と拡張編集プラグインの両方が導入されていることが前提となりますので、これらの導入がまだの方は、下記リンク先より導入してからこちらの記事をお読みください。

こちらのAviUtl導入記事にて「AviUtl本体」と「拡張編集プラグイン」の導入方法を解説しています。

めいどさん
スクリプトをすでに導入済みの方は、こちらに他のAviUtl記事を集めたカテゴリーページをご用意いたしましたのでどうぞご覧くださいませ。

スクリプトの導入方法 ~さつき氏のスクリプトを使えるようにしてみよう~

こちらの記事でスクリプトの役割と導入すべきスクリプト一覧について解説しています。未読の方はよろしければこちらもご覧ください。

 

以下では、数あるスクリプトの中から「さつき氏のスクリプト」を例に導入方法を説明していきます。

かるび
さつき氏以外のスクリプトでも、導入方法は基本的に全部同じですよ。

さつき氏のスクリプトの導入方法

最初にAviUtlフォルダを開きます。私のフォルダの中身はこんな感じです。

整理の仕方によって違いはありますが、おおかた似たような構成になっているはずです。

ここに「script」フォルダを作成します。大文字・小文字はどちらを使ってもOK。

次にこちらのさつき氏のページより、「AviUtlスクリプト一式20160828」をダウンロードします。

ダウンロードした「script_20160828.zip」を任意のフォルダに解凍します。

解凍したフォルダの中身はこんな感じ。

これらのファイルを先ほどのscriptフォルダに全てコピーします。

「readme.txt」と「使い方.txt」はそのまま放置するか、あるいは削除してしまっても構いません。心配な方はscriptフォルダの中に「さつき氏スクリプト・使い方」フォルダなどを作成して入れておいても良いでしょう。

「削除済み」フォルダの中にもスクリプトがありますが、さつき氏いわく「いらないけどなんとなく残してあるだけ」らしいので、削除してしまっても問題ありません。

以下、フォルダの中身について簡単に説明します。

ANM_ssd 色々なアニメーション効果が入っています。
※中身のファイルはさまざまな種類の拡張子が混在。
TA_ssd テキストに使用するアニメーション効果詰め合わせ。
@ANM1.anm 「アニメーション効果」をいろいろ増やします。種類が多すぎるため2つに分けた模様。1つずつ実際に使ってみないとどんなエフェクトなのか把握しきれない。なぜANM_ssdフォルダに入っていないのか?それは私にはわからないので作者に聞いてください……。
@ANM2.anm
@FIGURE.obj 「カスタムオブジェクト」の種類を増やします。
@LOAD.obj オプション付きで動画を読み込む「カスタムオブジェクト」です。動画をランダムに再生したり、再生速度を早送りしたり、コマ落ち処理したりできます。外部機器で撮影した動画などを加工したいときに使えるでしょう。
@TA.anm テキストアニメーション追加分。なぜTA_ssdフォルダに入っていないのかは謎。
@音声.anm BGMに同期したアニメーションを作ってくれるすごいスクリプト。意図せず使ってしまって重くなりがちなので使いどころが難しい。
@加減速.anm オブジェクトの移動や各種フィルタの変化に加減速の効果をつけることができます。加速(Acceleration)と減速(Deceleration)からとってADC効果と名付けている模様。アニメーション効果の中で「ADC_〇〇」と名前がついているものがコレ。
@連番.anm 連番で名前を付けたファイルを様々な順番で並べて表示できるようにするスクリプト。すごい。ただしファイル名を「0001.png」「0002.png」とゼロを含む4桁の数字で連番にする必要がある。

ここでスクリプトの導入時にフォルダ分けしておくと、後々の管理が簡単・便利です。

スクリプトの数が増えるとフォルダ管理は必須になりますので、出来ればこの段階で考えておきましょう。ただ、フォルダの管理は後からでも出来るので、さつき氏のスクリプトが使えることを確認してからでも大丈夫です。

スクリプトはフォルダ管理をしておくと便利!

フォルダ管理とは、例えばこんな風にフォルダ分けをすることです。

私の場合はスクリプトの数が膨大になりすぎたので種類別に図のように分けています。

フォルダの名前はなんでも構いません。ただし下記のいずれかのパターンで管理することをおススメします。

  1. 製作者名ごとに分ける
  2. スクリプトの種類ごとに分ける

フォルダの管理方法は大きく分けるならこの2種類。それぞれにメリット・デメリットがあります。

スクリプトはとにかく種類が豊富です。数がある程度揃うまでは、製作者ごとにフォルダ分けすることをお勧めします。この方法だと、既に導入したものと未導入のものを見分けやすいからです。

一方で、もしたっぷりと時間をとって一度にスクリプトを全部導入できるのであれば、導入後に種類別に分ける方法は有効です。なによりどこになんのスクリプトがあるのか分かるようにフォルダを作成できれば非常に使い勝手がよくなります。

今後もスクリプトが増える可能性を考えると、今ここで完全なフォルダ管理をする必要はありません。とはいえ、いずれはやっておいた方が良いのは間違いありませんので、やり方だけは知っておいてください

ここでスクリプトをフォルダ管理する際の注意点を2つ。

①AviUtlは本体(aviutl.exeファイル)のあるフォルダより2つ以上深い階層のフォルダ内にあるファイルを読み込まない。

②スクリプトによっては、解凍されたフォルダの中身がセットで同じフォルダ内にないと動作しないものがある。

それぞれ解説します。

①AviUtlは本体(aviutl.exeファイル)のあるフォルダより2つ以上深い階層のフォルダ内にあるファイルを読み込まない

スクリプトは「script」フォルダ内に作成したフォルダに入っているものまでしか認識されません。

使用したいスクリプトを「script」フォルダより2階層以上深いフォルダに入れないようにお気を付けください。

図のように「script」→「さつき氏その他スクリプト」→「さつき氏削除済み」という「script」より2階層深いフォルダを作成すると、「さつき氏削除済み」というフォルダ自体を認識しなくなり、このフォルダ内にあるスクリプトは使えなくなります。

逆に言えば、今は不要なスクリプトだけどいつか使うかもしれないから削除はしたくない、といった場合はこのフォルダに入れてしまえばOKです。

②スクリプトによっては解凍したフォルダに同梱されている.dllファイルなどを同じ場所に置かないと動作しないものがある。

これは注意が必要です。まだ拡張子やスクリプトの種類についてよく解っていなかった時、実際に私がスクリプトを拡張子ごとに分けたところ、上手く動かないスクリプトがいくつかありました。

スクリプトの配布元には必ず作成者の解説がありますので、しっかり確認して指示通りに導入するようにしましょう。

スクリプトの種類の見分け方について

先に書いた通り、スクリプトのフォルダ管理法の一つに、種類ごとに分ける方法があります。

ではスクリプトの種類とは何か?

スクリプトはその性質上、どんな操作をするのか、何に影響するのかを拡張子で決めることができます。つまり、スクリプトの種類を知りたかったら、ファイルの拡張子をチェックすればよいのです。

めいどさん
「拡張子って何?」という方や「拡張子が見れないんだけど?」
という方はこちらの記事を参考にしてみてください。

 

スクリプトに記載されている拡張子の意味は次の通り。

スクリプトの拡張子の意味
.anm:アニメーション効果
.obj:カスタムオブジェクトを追加
.scn:シーンチェンジの種類
.cam:カメラ効果

大体この4種類です。ただし.dllファイルは別物。これはAviUtlに直接関係するわけではなく、スクリプトに追加機能を持たせるための添付ファイルみたいなものです。

そのため、スクリプトによっては.dllファイルを含んでいることが多々あります。前述したように、こうしたスクリプトは同梱されているファイルをすべてセットで同じ階層に置かないと動作しない可能性があります。作業に入る前に必ず配布元でご確認ください。

これらの事情を踏まえたうえで、スクリプトの種類ごとにフォルダを作成しておくと、実際に使用するときに探しやすくなって便利です。

フォルダ管理をした結果については、次項のスクリプトの使用方法の項目で、実例を用いて説明します。

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スクリプトを実際に使用する方法

導入したスクリプトを反映させるためには、ここで一度AviUtlを再起動させる必要があります。

再起動後に各種スクリプトが読み込まれ、使用できるようになっているはずです。

試しに何か使用してみましょう。フォルダ管理をした結果がどうなるかも併せて説明していますのでご覧ください。

追加したスクリプトを使ってみよう

タイムライン上にメディアオブジェクトから図形を設置します。
※図形での試使用をお勧めする理由は、別途画像ファイルを用意する必要がなく、簡素でわかりやすいからです。

次に、図形の標準描画ダイアログ右上の+マークを押すか、ダイアログ上で右クリックして「フィルタ効果の追加」を選択します。

「フィルタ効果の追加」から「アニメーション効果」を選択します。さつき氏のスクリプトはアニメーション効果が最も種類が多く、何が追加されたかわかりやすいためです。

「アニメーション効果」はフィルタの選択欄の下部にあるので、表示されていないときは▼より一覧の下の方を探してください。

アニメーション効果を選択すると標準描画ダイアログの下に追加されます。

上の図で「すべて表示」という部分が青く示されていますが、これは「導入したスクリプトをすべて表示する」という意味です。

画像の「震える」の横にある▼マークを押すと、導入して使用できるようにしたスクリプトが全て表示されます。

フォルダ管理をしておくと、下部の「すべて表示」の部分(プルダウンメニュー)から、作成したフォルダ名を選択できるようになります。

私のフォルダ分けだとこんな表示です。

「基本アニメーション系」を選択してみましょう。

先ほどの「すべて表示」と違って、この「基本アニメーション系」フォルダに入っているスクリプトのみ表示されるようになります。

上の図のように、

  • 「ランダムラスター」
  • 「ランダム色ずれ」
  • 「明滅登場」

などが表示されていればさつき氏のスクリプトは正しく導入されています。

ここで使いたい効果を選択すればOK。

例えば「明滅登場」を選べばこのように演出できます。

これで「明滅登場」スクリプトが使用できることが確認できました。

ここでは詳細には触れませんが、どのスクリプトでも色々と細かく設定ができます。例えばこの「明滅登場」なら明滅するスピードを調整できます。

基本的な動作についてはスクリプトに同梱されているreedme.txtファイルやスクリプト配布元で説明されていますので、使用する前に必ず内容を確認しておきましょう。

ある程度基本的な動きを理解したら、実際に動かしながら調整するのが一般的です。

かるび
各スクリプトの詳細については当ブログ内でも解説していきます。
解説記事を作成しましたらリンク等を追加しますね。

他のスクリプトも同様の手順で導入できる

さつき氏以外の方々のスクリプトも同様の手順で追加できますので、各リンク先を確認してそれぞれのスクリプトを導入してみてください。

基本的にはダウンロードしたフォルダの中身を指示通りにコピーして「scriptフォルダ」の中に配置するだけです。

各配布元にはフォルダ管理に関してまでは記載されていませんので、最終的にどのフォルダにおいて管理するかはご自身の判断でお願いします。

もしスクリプトの導入が上手くいかない場合は、Twitterお問い合わせなどで遠慮なくご質問ください。できる限り速やかに対応いたします。

AviUtlではこの他にも多くのプログラムが無料で配布されています。施したいエフェクト(動作や演出)が浮かんだら、まずは探してみましょう。

「AviUtl ○○ エフェクト」

などで検索すれば探しているものが見つかることもあります。もちろん探してもなかなか見つからないこともあります。

その場合は色々な手段でその動作を「作り出す」のも動画編集の醍醐味です。

既存のスクリプトをうまく組み合わせることで、思いどおりの動作や演出が可能になるかも……!

このブログではそうした「こんな時どうする?」の質問にも可能な限り答えていきたいと思っていますので、お気軽にご質問ください。

かるび
ご質問お待ちしております。
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