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AviUtlの編集操作、それなりに出来るようになってきたでしょうか。私もまだまだ勉強中なのであまり偉そうなことは言えませんが少しでも使いこなせるようになるために今日も色々やってみましょう。

つなぎ目を綺麗にみせるために「シーンチェンジ」を使いこなす

前回の記事までで、AviUtlの導入方法ファイルの扱い方背景素材の使い方スクリプトの導入方法と使用方法までを解説させていただきました。

至らない点も多々あるかと思いますが、これはどうすればいいの?という疑問などありましたら遠慮なくコメントでもDMでも。

これで当初の発端であった質問

  1. 背景動画がニコ動にあるっていうけどどうやって使うの?
  2. 文字が動いたり、ノイズのような効果をつけたり消したりする効果のつけ方は?
  3. 画面を切り替えるときにぐるっと回転させたりズームさせたりする方法
  4. 一枚絵が画面に飛び込んできてゆらゆら揺れるみたいな効果
  5. 一枚絵がぱたんと倒れたり起き上がってくるような。。。とにかくそういうエフェクトのつけ方全般(笑)
  6. 火が揺れたりしている背景や羽が舞ってたりしてる背景はどうやってるの?

に対する番号でいえば、1,2,6に対する回答が済んだことになります。

残りは3,4,5となります。

では順当に3の「画面を切り替えるときにぐるっと回転させたりズームさせたりする方法」について回答していきましょう。

これには「シーンチェンジ」を使います。

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シーンチェンジそのものは難しくない

さっそくですがシーンチェンジとはこんな感じの効果の事です。普通に流すと写真はぱっと切り替わってしまいますが……。

<シーンチェンジ無し>

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シーンチェンジを使うとあっさりとこんな風に切り替え効果を付けることが出来るようになります。

<シーンチェンジ有り>

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これが質問にもあった「画面を切り替えるときにぐるっと回転させる方法」の回答になります。

簡単ですね。

実際のシーンチェンジの使い方ですが、特に難しい作業は必要ありません。

youtu.be

このようにシーンチェンジしたい画像の下にフィルタオブジェクトからシーンチェンジを張り付けるだけです。

注意点として、シーンチェンジを置いたところから切り替わり始めるため、画像や動画のどこから切り替えてどこまでに終わらせるかを考えることが非常に大事になってきます。

シーンチェンジは効果そのものより使い方が大事

例えばシーンチェンジを二枚目の画像の始まりに置いた場合とつなぎ目に真ん中に置いた場合。

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これは何が違うのかというとシーンチェンジのかかり方そのものには全く差がありません。

違いが生じるのは画像(オブジェクト)が表示されている長さになります。

話を分かりやすくするために一枚目と二枚目の画像がともに一秒ずつの長さで配置されていたとします。

①シーンチェンジを二枚目の画像の開始位置と同じ位置に置いた場合

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この場合一枚目の画像は丸々一秒間表示されますが

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二枚目の画像が全部表示されるのはシーンチェンジが終わってからになるため、実際に画像そのものがはっきり見れるのは約0.7秒しかないということになります。

一方で……

②シーンチェンジをお互いにまたがるように配置した場合

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一枚目の画像の0.8秒後くらいからシーンチェンジが始まり、二枚目の画像の0.2秒後くらいで終わりますので、両方の画像を0.8秒ずつ見せることが出来ます。

したがって「どちらの画像をどのくらいの長さ分見せたいか」を考慮しつつ、シーンチェンジを利用していくことが重要になってきます。

ここを適当にしてしまうといわゆる「見せ場」にしたい部分が思ったより短くなってしまったということになりかねません。

まとめるとこういうことです。

<シーンチェンジを切り替え対象のオブジェクト冒頭に置いた場合>

そのシーンチェンジ分のかかったオブジェクトが全て表示される時間が短くなることに注意

<シーンチェンジを二つのオブジェクトまたがるように置いた場合>

お互いの表示時間はほぼ同じになるが切り替わる前のオブジェクトが終盤でシーンチェンジによって切り替え効果を掛けられることに注意

 

シーンチェンジ前後のオブジェクトの長さがバラバラであっても考え方は同じです。

これらをうまく利用して、たとえば動画の途中からわざとシーンチェンジ効果を掛けたい場合はその位置に来るようにシーンチェンジを配置してしまえばいいということになります。

ただし動画にシーンチェンジを使用する際にはもう一つ別に気を付けるポイントがあります。

youtu.be

ここで切り替えたい!と思った際に、切り替え時間を重視するのかシーンチェンジの種類で魅せ方を重視するのか。

そこはあなたのセンスです!

シーンチェンジの長さを十分に取らないと効果によっては上手くいかない

上記のような解説をしていると、逆にシーンチェンジの時間を調整すればオブジェクトの長さにそこまで神経質にならなくてもいいんじゃないかと聞かれることがあります。

ところが、シーンチェンジ自体の長さを極端に変えてしまうとせっかくの切り替え効果が台無しになってしまうのです。

例えば極端な例ですが

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このように後半オブジェクトの長さと同じくらいにシーンチェンジを長くした場合。

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当たり前ですが一秒かけてシーンチェンジしますので二枚目の画像の表示時間が殆どなくなってしまいます。

※画像はGIF動画でループ再生されているため最後の一瞬で一枚目の画像に戻ってしまっています……

これとは逆に極端に短くすると

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なんだか忙しない感じになってしまいましたね(;゚Д゚)

とはいえこのシーンチェンジ効果はまだマシな方です。

このように極端に短いシーンチェンジ設定にしてしまうと効果によっては全く分からないものも出てきてしまいます。

例えば放射ブラーの効果などがそうです。

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このようにしっかりシーンチェンジ時間を設けるととても綺麗な効果なのですが、これを極端に短くしてしまうとこうなります。

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もはや放射ブラーとすら認識できないレベルですね。

ただし全く使いどころがないかといえばそうでもなく、例えば漫画の戦闘シーンなどをMADにするときに激しい動きを演出したいときには使いどころによっては効果的だと思います。

要は魅せ方と使い方。そしてセンス。

誰か私にください……。

使えるシーンチェンジの種類を増やしたい

シーンチェンジの醍醐味はその豊富な種類にあります。

初期設定のままでは使用できるシーンチェンジは多くありません。なのでここもスクリプト同様に追加していくとよいでしょう。

やり方はこちらをご覧いただいた方が早いです。

aviutl.info

一応下記で簡単に説明。

シーンチェンジ素材の追加方法

AviUtlではPNG画像をシーンチェンジやワイプの素材として使用できます。

追加方法は至ってシンプル。

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AviUtlのフォルダに

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「transition」という名前のフォルダを作ってその中にPNGファイルをいれるだけ。

ちなみに transition(トランジション) というのは「遷移」とか「変遷」という意味で、動画編集では切り替え効果のことをそう呼びます。AviUtlの場合はそれが「シーンチェンジ」という名前なだけです。

他のプリメーラとかAEとか使用するともしかしたらトランジションって書いてあるかもね。

ひとつ注意点。

このブログを見てAviUtlを導入して頂いた方にはおそらく無関係ですが、それより以前のバージョンのAviUtlをお使いの場合、この方法ではうまくPNGファイルを認識しない場合があります。

そんな時は「transition」フォルダをAviUtlフォルダ直下ではなく「plugins」フォルダの中に作るようにしてください。

でも多分そんなに前のバージョン使ってるような人こんな記事見ない気もしますけど……。

追加する素材の入手方法

追加する素材としては、先ほどのサイト様にもありますがこちら「Morgue」様のページより

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上記の

#1~20_Download

#21~40_Download

#41~50_Download

#51~60_Download

の4つのZipファイルをダウンロードして解凍。

中身を「transition」フォルダの中にすべてコピーして終了です。

ちなみに、t1~t9は、t01~t09とリネームした方が良いです。
(名前順にソートされて分かり易いので)

引用:【AviUtl】おすすめtransition用モノクロPNG素材まとめ(1/4)

とのことですので必要な方はリネームをどうぞ。私は一応この忠告通りリネームしてあります。

PNGなら一応何でも読み込むけど……

トランジションフォルダに入れるファイルはPNGであれば基本的に何でもシーンチェンジ素材として利用できます。

多くはまともに見れたものではありませんが、写真によっては思いがけない効果を生む可能性もありますので、色々試してみると面白いかもしれません。

特にホラー系の動画を作る際には有用な気がします。

例えば……(以下若干のホラー系要素含みますので苦手な方は注意)

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こんな画像をPNGにしてトランジションに入れておくと

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とまあ正直ちゃっちいホラー演出ですが、吸血鬼の画像に切り替わる際に上記の女性のような影がシーンチェンジ素材になって影のように映っていることが見れるかと思います。

シーンチェンジやワイプに使ったら面白そうな画像を発掘したり、あるいは自分で書いてしまうのも楽しいですよ。

以上、今回はシーンチェンジについて記事を書きました!

アイデア次第でこんな遊び心に富んだ使い方が出来るのも、AviUtlのカスタマイズ性が高いお陰ですね。大したアイデアじゃないとかいうのは内緒

こんな風に色々出来るのは他の動画作成ソフトにもない稀有な魅力だと思います。

いや実は聞きたいことはシーンチェンジじゃなくて……

もしも「画像の回転」演出がこういうシーンチェンジによるモノではなく、ガチに回転させているような効果を出す場合……。

例えばこんな感じでしょうか。ちょっと急いで作ったので雑ですが(言い訳)

youtu.be

ここには画像の切り替えにシーンチェンジを殆ど使用していません。

この画像の回転や移動はシーンチェンジだけで表現することは不可能で、これはちょっと別の方法になります。

いわゆる「カメラ制御」という手法です。

AviUtlが他の動画編集ソフトを一線を画している機能といっても過言ではない機能になります。

ですがこれを使いこなすのは非常に難しいと思います。

使うこと自体は難しくないのですが、「どこをどうすれば何がどうなる」をしっかり把握しておかないと、雑な感じになります。

AviUtlでカッコイイ動画編集をしたいのなら避けては通れない「カメラ制御」ですが、じっくり腰を据えて取り掛からなくてはならない部分です。

頑張って解説記事を作成してみようと思います。

では今回はここまで。

お読みいただき有難うございました。

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