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AviUtlで作成した軌跡の画像

AviUtlで動画を作っていると、うまく作成できた演出とか動作を他の動画作成時に使いたくなることもあると思います。
簡単な演出ですぐに再現できるような場合は良いのですが一手間かかった演出を再度作り直すのは手間ですよね。でも大丈夫。作り直さなくても簡単に再現する方法があります。

オブジェクトファイルのインポートを活用すると作業が捗る

動画編集作業をしているとどうしても手間になってくるものがあります。

大抵似通ったパターンの字幕を付けたりとか演出をしたりなどです。

字幕程度なら殆どは以前の記事に書いたエイリアスで対応できることが多いのですが、エイリアスには大きな弱点があります。それが「一つのオブジェクトの設定しか保存できない」ということ。

シンプルな文字エフェクトならもう一度作るとしても大した問題はないと思われますが、複数のオブジェクトを駆使して作った演出をまた作るとなると途端に厄介になりますね。

 

そこで扱えるようになっておきたいのが、「.exoファイル」というものです。

スクリプトは「.exa」ファイルでした。今回は「.exo」です。ややこしいですねw

 

.exoファイルはどんな時に使えるのか

例えば上手く作れたタイムラインの中身を保存しておきたいときに使います。

例を挙げて説明します。

私は正直に言ってかなりの苦手分野なのですが、こんな演出があります。

いわゆるモーショングラフィックスというやつですね。苦手分野だったので敬遠していて今回初めて作ってみたのですが……うーんw
やっぱりあまりきれいじゃないですねえ。下手くそですみません(;´・ω・)

多分それなりに手間と労力をかければもっと凝った演出も多分作れるんじゃないかとは思うのですが、たったこれだけでもずいぶん面倒くさい上になかなか狙ったようには作れません(;^_^A

そもそもかなりのセンスが必要なんですよね……。

見ての通り私はこの手の図形を使ったモーショングラフィックスを作るセンスが壊滅的にないので上のような短いものを作るだけでもいっぱいいっぱいです。おっぱいではない。

 

とりあえずですね、仮定の話ですけれども。たまたま上手くできましたと。しましょう。

 

「お、これいい感じにモーショングラフィックス作れたぞ?」と。

「なんか動画作ってたらこの演出ちょっとカッコよくできたんじゃね?」と。

 

そういったことがあったとしましょう。するの!

で、この演出を他の動画プロジェクトでも使いたいなあとなったとき、さあどうするか。

当然ですがこのプロジェクトを保存すると.aupという拡張子のプロジェクトファイルが出来上がります。ですがほかのプロジェクトでは.aupファイルは読み込めません。

 

ちなみに上のモーショングラフィックスもどきのタイムラインはこんな感じになっております。

モーショングラフィックスのAviUtlタイムライン

エイリアスではこれらのオブジェクトの配置までは保存できません。

作り直しますか?

 

 

 

やだよ面倒くさい(´・д・`)ヤダ

 

 

 

ってなりますよね?
※作り方や作業の流れが身についているなら、敢えて作り直した方が思いがけない演出になることもあるので一概には言えません。あくまで例えです。

さあ困りました。ではどうしますか?

多分パッと思いつく方法に

 

「これを動画として出力してしまって動画ファイルで読み込めばいい」

 

なんて考えが浮かぶんじゃないでしょうか。

 

それも一つの正解です。

 

ただし大きな弱点がありまして、それだと

 

場面に合わせた中身の改変(編集)が出来ない

 

のです。

全体的な素材としてのモーショングラフィックはこれでいいとしても、長さや背景、音楽などに合わせた動きは別の動画で使うならその都度調整したいですよね。

我らのAviUtlにはそんな我儘な要望に応える素晴らしい機能があります。

それが、これら複数のオブジェクトを配置やフィルタ効果ごとまとめて保存できる「.exoファイル」なのです。

ちなみに.aupを「プロジェクトファイル」と呼ぶのに対して.exoは「オブジェクトファイル」と呼ばれます。

画像も動画もタイムライン上に並べるものはオブジェクトと呼びますから混乱しそうですね。

ですが.exoファイルはタイムライン上に保存した複数のオブジェクトを置くファイルなのですからやっぱりオブジェクトファイルと呼ぶ以外にない気がします。

 

余談ですが、一部またはある程度完成した動画を出力して動画オブジェクトとして読み込み直すこと自体はもちろんアリです。

他にもフィルタ効果が重すぎて上手く確認できない場合などに、その部分だけシーンなどにコピーしておいて一度動画ファイルとして出力し、オブジェクトとして読み込みなおすことで重い動作も楽々綺麗に見ることが出来ます。こうしたテクニックも覚えておくと便利ですよ。
※具体的な方法は別記事で解説する予定です。

 

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.exoファイルの使い方

まずは保存方法を確認しておきましょう。

.exoファイルの保存方法

オブジェクトを配置したタイムライン上で

「右クリック」➡「ファイル」➡「オブジェクトファイルのエクスポート」

とするだけです。

.exoファイルの出力方法をキャプチャした写真

作成した内容に合わせて名前を付けてあげてください。

保存先は任意です。

一部の動画でしか使わない、一時的にしか使わないというのであれば自分の分かりやすいところに保存しておけば良いです。

 

ただし使い方に関わってくるので、下記を読んで自分にとって使い勝手が良い方法を考えてください。

注意点として。

タイムライン全体が.exoファイルとして保存されます。

 

一部分だけでいいのに、と思ったら、その部分だけグループ化してコピーするか、ctrlを押しながら左クリックドラッグで範囲指定してctrl+cで該当部分をコピーし、任意のSceneに張り付けたうえでそのSceneのタイムライン上で上記の.exoファイルのエクスポートを行ってください。

 

.exoファイルの使い方と保存先の関係

保存先はとりあえずどこでも大丈夫です。

後で使い勝手のいいところに移動すればいいだけですので、まずは使い方を知っておきましょう。

.exoファイルの使い方は3通りあります。

  1. タイムライン上で「右クリック」➡「ファイル」➡「オブジェクトのインポート」で該当するexoファイルを指定。
  2. タイムライン上に.exoファイルをそのままドラッグ&ドロップする。
  3. タイムライン上で「右クリック」➡「メディアオブジェクトの追加」➡「exoファイル」フォルダ➡「.exoファイル」を選択し、「Scene」として使用する。

それぞれ詳細に説明していきます。

 

1.タイムライン上で「右クリック」➡「ファイル」➡「オブジェクトのインポート」で該当するexoファイルを指定。

AviUtlのタイムラインで.exoファイルを開く方法

.exoファイル

すると以下のようにタイムライン上に先ほど作ったオブジェクトがそのまま並びます。これは便利!
.exoファイルをインポートしたタイムライン

2.タイムライン上に.exoファイルをそのままドラッグ&ドロップする。

.exoファイルをタイムライン上にドラッグ&ドロップ
やっぱりオブジェクトがずらっと並びます。

.exoファイルをタイムライン上にD&Dしたところ

3.タイムライン上で「右クリック」➡「メディアオブジェクトの追加」➡「exoファイル」フォルダ➡「.exoファイル」を選択し、「Scene」として使用する。

右クリックから「Scene」として挿入している画像

これまでと違ってエイリアスのような使い方をしています。このやり方は.exoファイルを以下の方法で保存しないと使えません。

とりあえずまず最初にこの方法の詳細を説明しておきます。

まずこのやり方で.exoファイルを読み込むと、Root上のタイムライン上には.exoファイルがこんな感じで「Scene」として挿入されます。

Sceneとして挿入された.exoファイル
オブジェクトとしての中身は編集できないのか?と焦るかもしれませんがご心配なく。
左上のRootをクリックしてScene選択ダイアログを開いてみましょう。

Sceneダイアログ
Sceneの一つとして「MG練習.exo」がありますね。図形のオブジェクトはこの「MG練習.exo」のタイムライン上に配置されています。

Scene内のタイムライン
この方法のメリットは言わずもがな、ファイルを保存したフォルダを開く手間が省けることと何より「Scene」扱いが出来ることによって既に作成途中のプロジェクト内で.exoファイルを使う際に他のオブジェクトの邪魔にならないという点です。

この方法を使用する際には注意点があります。
該当するSceneを選択した状態でScene名の上で右クリックをし、シーンの設定を開きます。
AviUtlのタイムライン
出てくる設定ダイアログ上で「アルファチャンネルあり」にチェックを入れてください。
シーン設定ダイアログ
こうしないと上手く表示されません。

それぞれの違いを把握したうえで、ご自身の使いやすい方法でご利用ください。

 

では3の方法を使うための.exoファイルの保存方法を説明します。

.exoファイルをSceneとして使うための保存方法

作成した.exoファイルをAviUtl.exeのあるフォルダ(一応このブログシリーズでは「AviUtl100フォルダ」ということになってますね)の中に「.exoファイル」というフォルダ(フォルダ名は任意)を作成し、その中に入れます。

.exoファイルの保存場所
「AviUtl100」フォルダ
 ⋮⋯AviUtl.exe
 ⋮⋯「exoファイル」フォルダ
           ⋮⋯○○○.exo

このように保存してAviUtlを再起動すれば、タイムライン上で右クリックをしたときに

右クリックから「Scene」として挿入している画像

図のように「メディアオブジェクトの追加」から「exoファイル」フォルダが選択できるようになっています。

 

ここで残念なお知らせです

ここまで延々とexoファイルをエイリアスのようにSceneとして簡単に挿入出来る方法を説明してきましたが個人的にはこの方法だと非常にバグが多い気がしているのであまりおススメできません。

単純な動作のexoファイルならいいのですが、フィルタを多用したり処理の重い動作を行ったファイルは何故か上手く読み込めたり読み込めなかったりとムラが多いので、私は直接exoファイルをD&Dして使用しています。
タイムラインが散らかると思われるかもしれませんがそうでもありません。散らかるのが嫌なら自分で任意の「Scene」上にD&Dすればいいだけです。

 

最後に

.exoファイルはエイリアス同様に配布が可能です。

勿論特定の画像などは共用出来ないので、ご自身で用意していただく必要がありますが、画像などを使わないモーショングラフィックのようなものなら簡単に共有可能です。
AviUtl仲間同士で作って交換しあうのも面白そうですね。

さて、慣れないモーショングラフィックで心が荒んだのでパーティクルと軌跡で遊んだ妖精動画を披露して終わりにします。お疲れ様でした(;´・ω・)

※この演出の作り方は超有名な


を参考に少しだけアレンジしたものです。

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