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実際に動画を作成していく中で、全体的な流れや構成ももちろんのこと、それを演出するためのエフェクト(効果)も非常に重要です。AviUtlでは非常に多岐にわたるエフェクトをつけることが出来ます。

観客を魅了するために効果的なのは演出だろう?

動画を作る際には自分が監督であり、演出家であり、脚本家です。
すべては自身のセンスとこだわりと美意識のために行き過ぎない程度の愛を。

今回は文字(や画像)などのオブジェクトに対して様々なエフェクトをかける方法とその事前準備について。

ではどうぞ。

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    文字を動かしたり、ノイズのような効果をつける方法

    前回の記事で紹介させていただいた質問一覧。

    今回はこちらの質問に対して回答させていただこうと思うわけですが、実は今回の内容はAviUtlの目玉とでもいうべき部分です。

    AviUtlにおける各種エフェクトのかけ方と使い方。

    この質問に答えることで、他の質問もぐっと回答しやすくなりますので、ここはしっかり説明していきます。

    ……無駄に気合い入れ過ぎたせいか割と長めの記事になってしまいました……。お読みになる際は是非お時間に余裕のある時に……。

    さて、今回のテーマは例えばこういうエフェクトをどうやってつけるのか?ということですね。

    え?なんすか?無駄におどろおどろしいのは何故かって?

    やだなあ夏だからですよ(謎
    ※注:この記事は7月に書きました!

    実はこのブログでこれまで紹介してきた導入までの段階では、AviUtlには基本的な標準機能しか搭載されていません。そのため上の動画の効果をすべてかけようとすると少し大変です。

    何故なら標準機能のままでは画像や文字にかけることのできるエフェクトの種類が限られているからです。

    まず画像やテキストへのエフェクトのかけ方について解説しましょう。

    AviUtlではこうしたエフェクトを「フィルタ効果」と呼んでいます。

    例えば上のサンプル動画の場合、テキストを画面上からバラバラの順番でランダムに落としてくることは標準機能のままでも可能ですが、少なくとも、文字別にランダムにノイズのような効果を入れるとなるとちょっと難しいと思います。やってやれなくはないのでしょうが、かなり面倒です。

    とりあえず、まずは文字をランダムに落とす方法からいきましょう。

    文字をランダムに画面上から落とす方法

    今回も解説動画を作成してみましたが2分弱になってしまったのでGIFではなく、YouTubeにあげておきました。動画の方が感じが分かりやすいと思いますので宜しければどうぞ。

    ※音が出ます!音量にお気を付けください。

    youtu.be

    動画だとじれったい、部分だけ教えてくれればいい、という方のために以下にテキストでも説明しておきます。

    テキストと画像で説明

    まず「メディアオブジェクトの追加」から「テキスト」を選択し

    出てきた「テキスト[標準描画]」ウインドウの下枠に入れたいテキストを入力します。

    標準描画ウインドウ上で右クリック

    出てきたダイアログから「フィルタ効果の追加」にマウスカーソルを当てると……

    右側にずらっと使用できるフィルタ効果が並びます。

    今回は「アニメーション効果」を選択します。

    すると標準描画ウインドウの下部に枠が追加されます。これがフィルタの設定をいじれる部分です。

    左下の小窓に「震える」とありますが、このままにすると文字全体が震えるアニメーションを付けられます。デフォルトの設定ではこの一覧にあるアニメーション効果しかつけられません。

    とりあえず「ランダム間隔で落ちながら登場」を選んでみましょう。

    ですがランダムとあるのに、再生してみてもテキスト全体が落ちてくるだけです。

    そこで標準描画ウインドウの中ほどにある、「文字ごとに個別オブジェクト」というところにチェックを入れます。

    さらにアニメーション効果のフィルタにある「時間」や「間隔」の数値を調整することで文字の落下にかかる時間や間隔を調整できます。

    ※ちなみに「時間」をマイナスに振ると文字をランダムで落としながら退場させることが出来ます。

    再生してみましょう。各文字がばらばらに落ちてくるのが確認できるはずです。ここは流石に動画で見た方が分かりやすいです。

    以上でテキストの文字をばらばらに落とす方法の説明は終わりです。

    ちなみに落とす順番は多分変更できません。勝手に決まるものと思われます。

    ノイズのような効果はどうやってつける?

    次にこの文字全体がかすれているようなノイズ効果をかける方法についてです。

    これは「ランダムラスター」というアニメーション効果です。

    まず最初にこちらをご覧いただきたいのですが、ちょっと画像が小さいかもしれないのでご自身のAviUtlで作業しながら確認いただくと分かりやすいと思います。

    ご覧の通り、フィルタ効果を追加しようとしても、「ランダムラスター」というフィルタがありません。一応ただの「ラスター」ならありますが……。

    試していただければわかりますが、ただのラスターをかけたものはこんな感じになります。

    一応フィルタの設定欄でかけ方など諸々設定は可能ですが、このフィルタ効果は「文字ごとに個別オブジェクト」にチェックを入れてもテキスト全体にかかったままです。

    となると、文字ごとにばらばらにノイズをかけるには一文字一文字別々にテキストオブジェクトを作って……とやることももちろん可能です。

    ですが……

    ぶっちゃけ面倒くさい

    ですよね(笑)

    ところが、AviUtlにはこうしたエフェクトを簡単につける方法があるのです。

    それが「スクリプトを導入する」という方法です。これも一種のプラグインだと思っていただければ結構です。

    便利なスクリプトを導入しよう

    先にちょっと別の解説をしますが、最初にAviUtlと一緒に導入して頂いた「拡張編集プラグイン」にはスクリプト制御という機能が備わっています。

    これはLuaというスクリプト言語を使用して図形や文字などのオブジェクトにプログラム制御を加えた動きを追加する機能です。

    例えばこんな感じ。

    フィルタ効果の「スクリプト制御」を追加して上記のように記入すると

    こんな風に動かすことが出来ます。

    ちなみにこのスクリプトを文字ごとに個別オブジェクトにチェックを入れずに使用するとテキスト全体がだんだん大きくなります。余裕があったら試してみて下さい。

    ただ……やっぱりこれもいちいちスクリプト言語を調べて記入とか

    クッソ面倒くさい

    です。

    少なくとも

    私は嫌です。( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \

    ですがご安心ください。

    やっぱり有志の方がこうしたスクリプトをまとめてプラグインとして導入できるようにしてくれてあります。

    素晴らしい!

    ちなみに自分でこうしたスクリプトを作成することももちろん可能なので、興味のある方は調べてみてください。自分で作れるようになるともはやなんでも自由自在です。

    私は無理です。( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \

     

    ということで早速スクリプトを導入していきましょう。

    このスクリプトはかなりたくさんあるので、どれか好きなものだけでもいいのですが可能な限り導入しておくことをお薦めします。考えうるエフェクトはほとんどかけることが出来るようになります。

    スクリプトを提供してくださっている方々はこちら。

    ※各リンクはAviUtlの易しい使い方 | AviUtlを中心に動画全般の事を解説するサイト内のそれぞれのスクリプト紹介ページにつながっております。一度ご覧になっておくことをお薦めします。

    1. さつき氏
    2. ティム氏
    3. テツ氏
    4. rikky氏
    5. 白水氏
    6. KENくん氏
    7. 野生の木屋P氏
    8. 金の髭氏
    9. 外部スクリプト一覧

    いやーすごい方々ですね!

    さて、実際の導入に関してですが、全部やってるとそれだけでおそらく半日くらい潰れてしまいます。

    とりあえずは何よりもまず「さつき氏」のスクリプトを導入してしまいましょう。

    リンク先にもやり方が乗っていますが、せっかくなのでここで解説しておきます。

    さつき氏のスクリプトの導入方法

    最初にAviUtlフォルダを開きます。多分中身はこんな感じになっているかと思います。

    ここに「script」フォルダを作成します。大文字小文字はどちらでもOK。

    次にこちらのさつき氏のページより、「AviUtlスクリプト一式20160828」をダウンロードします。

    ダウンロードした「script_20160828.zip」を任意のフォルダに解凍します。

    中身はこんな感じ。

    こちらの中身を先ほどのscriptフォルダにコピーします。

    「readme.txt」と「使い方.txt」はそのまま放置するかあるいは削除してしまっても構いません。心配な方はscriptフォルダの中に「さつき氏スクリプト・使い方」フォルダなどを作成して入れておいても良いでしょう。

    「削除済み」フォルダの中にもスクリプトがありますが、さつき氏いわく「誰得」らしいのでなくても問題ないと思います(笑)

    ちなみにここでフォルダ管理しておくと、後でちょっとだけ便利です。

    例えばこんな感じ。

    f:id:c7corvette1327:20180708131358p:plain

    名前は適当です。ご自分のお好きなようにどうぞ。

    スクリプト作成者ごとに分けるも良し、種類ごとに分けるも良しです。

    注意点を2つ。

    スクリプトは「script」フォルダ内の一つ目のフォルダまでしか認識しません。

    フォルダ分けをする際には、使用したいスクリプトが「script」フォルダより二階層下にならないようにお気を付けください。

    f:id:c7corvette1327:20180708214324j:plain

    この図のようにすると、「さつき氏削除済み」というフォルダ自体を認識しなくなり、このフォルダ内にあるスクリプトも使えなくなります。

    また、スクリプトによっては解凍したフォルダに同梱されている.dllファイルなどを同じ場所に置かないと動作しないものもあったりしますので、注意が必要です。実際に私が以前、全部拡張子別に分けたところ上手く動かないスクリプトがいくつかありました。

     

    さて、これでAviUtlを再起動すると各種スクリプトが導入されています。

    ちなみにフォルダ管理をするメリットですが、合わせて動画で説明いたします。

    以下の動画をご覧ください。

    youtu.be

    このように、スクリプトを導入した結果が見事に反映されていますね。

    静止画説明Ver.はこちら

    テキストオブジェクトを置いたら例によってアニメーションフィルタ。

    スクリプト導入前より選択できる項目が増えてるぞよ!

    GIFのようなチリチリノイズを付けたい場合はランダムラスター。

    他の効果も試してみよう!

    個別オブジェクトにチェックが入ってないと全体にランダムラスターがかかるよ。

    でもこれはこれでいい演出になるのでテレビノイズみたいな演出には向いてるかも。

    フォルダ分けしておくといいよというのはココ。

    あまりにスクリプトの種類が増えていくとどこに何があるのか分からなくなるので種類別にフォルダを分けておくと便利になる。

    以上です。

    スクリプトの管理について

    先ほども少し書きましたがスクリプトフォルダの分け方に規則など特にありません。

    アニメーションごとに分けるもよし、テキスト系で分けるもよしです。

    一応それぞれのスクリプトには拡張子があり、

    .anm:アニメーション効果

    .obj:カスタムオブジェクトを追加

    .scn:シーンチェンジの種類

    .cam:カメラ効果

    と分かれています。こうしたスクリプトの種類ごとにフォルダを作成しておくと、実際に使用するときに探しやすくて便利です。
    ただし上述した通り、スクリプトによっては.dllファイルを含んでいることもあり、この場合は同じ階層に置かないと動作しないものもありますので、必ず配布元の導入方法を確認したうえで作業することを強く推奨します。

    ちなみにアニメーション効果の中でも、テキストに特化したアニメーションには先頭にTAと付きます。「テキストアニメーション」の略でしょうか。
    これらは基本的にテキスト以外では使えません。ですが種類によっては方法次第でテキスト以外に適用可能なものもあります。やはり配布元のマニュアルをよく確認することが重要です。

    さつき氏以外の方々のスクリプトも同様の手順で追加できますので自身の使いそうなスクリプトを各リンク先で確認して導入してみてください。

    もし導入が上手くいかない場合はお知らせいただければ適宜対応させていただきますので遠慮なくどうぞヾ(*´∀`*)ノ

    以上でノイズのようなエフェクトのつけ方については終わりです。

    文字を移動させたいんだが……?

    最後に文字を動かす方法について説明します。

    個別にバラバラに落ちてくるやり方についてはすでに説明しましたが、例えばテキストそのものが動くようにするにはどうするか。

    具体的にはこういう動作ですね。

    ではこちらの作り方を解説していきます。

    ちなみに今まであえて触れていなかった重要項目もここで説明しています。

    例によって動画でどうぞ。

    youtu.be

    このXYZを動かす方法についてはかなりの応用が出来ます。

    「オブジェクトの移動」についてはAviUtlで動画編集を行う際に非常に重要なウエイトを占めますので、次回のオブジェクトが起き上がる動きの説明と一緒に解説しようと思います。

     

    それにしても自分の動画の編集ファイルを晒すのはかなり勇気が要りますね(;゚Д゚)
    センスが問われる部分ですからね……。

     

    とりあえず今回の質問に対する回答は以上です。

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