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この記事を読むにあたっての諸注意

この記事の内容は、無料の動画編集ソフト「AviUtl」における各種配布スクリプトのうち、「さつき氏のスクリプト」を導入していることが前提となります。

導入がまだの方は以下のリンク先の記事を先にお読みください。

 

動画編集やAviUtlについてご存じでない方はこちらをどうぞ。

当記事は「AviUtlで実際にこういう演出はどう作るのか?」という質問にお答えしていく実践編シリーズのひとつです。

こちらの記事で、当ブログにお寄せいただいた質問をご紹介いたしました。

 

この中から今回は2番の文字を動かしたり、ノイズのような効果をつけたり消したりするのはどうやるの?という質問について回答します。

かるび
この演出はスクリプトを使えば簡単に再現できるよ!
この記事では具体的なやり方を解説するね!

めいどさん
私にもできるでしょうか……

かるび
大丈夫。
これから私が説明する通りにやれば簡単だよ!

 

テキストをランダムに落下させ、ノイズのような効果を施す方法

こちらのサンプル動画をご覧ください。

このサンプル動画では、ランダムに落下してきた文字に、ノイズのような効果がついたり消えたりしていますね。

え、なんですか?無駄におどろおどろしいのはなぜかって?

やだなあ夏だからですよ(?!
※注:この記事は7月に書きました!

 

サンプル動画のような効果を施すためには次の2つのステップを踏む必要があります。

  1. テキストオブジェクトに画面の上からランダムに落とす効果を施す
  2. テキストオブジェクトにノイズのような効果を施す

この2つのステップについてそれぞれ解説していきます。

覚えておいてほしいAviUtl豆知識

AviUtlにおいては編集に使用する動画や画像、テキストなどをまとめて「メディアオブジェクト」と呼んでいます。メディアオブジェクトの種類として以下のようなものがあります。

  • 動画オブジェクト
  • 画像オブジェクト
  • テキストオブジェクト
  • サウンドオブジェクト

1.文字を画面の上からランダムに落とす方法

簡単です。「ランダム間隔で落ちながら登場」というアニメーション効果を使用するだけです。

解説動画を作成してみました。動画の方が感じがつかみやすい方はこちらをどうぞ。

※音が出ます!音量にお気を付けください。

動画だとじれったい、該当する部分だけ教えてくれればいい、という方のために、以下にテキストでも説明しておきます。

テキストと画像で説明

AviUtl拡張編集タイムライン上で右クリックします。

「メディアオブジェクトの追加」から「テキスト」を選択し出てきた「テキスト[標準描画]」ウインドウの下枠に、表示させたいテキストを入力します。

サイズとフォントを指定(任意でOK)。サンプル動画と同じフォントを使用したい場合はこちらのサイト様より「白舟古印体教漢」をダウンロードしてご使用ください。 「白舟書体」

「テキスト[標準描画]」ウインドウ上で右クリック。

出てきたダイアログの「フィルタ効果の追加」にマウスカーソルを当てると

使用できるフィルタ効果の一覧がずらっと表示されるので、その一覧の中から「アニメーション効果」を選択。

すると標準描画ウインドウの下部に「アニメーション効果」という名前の枠が追加されます。これがオブジェクトに追加されたフィルタと、そのパラメータ設定を調整する部分です。

左下の小窓に「震える」とあります。このままにすると文字全体が震えるアニメーションを付けられます。

このアニメーションの種類はスクリプトを追加することで増やせます。

「ランダム間隔で落ちながら登場」を選びます。

ところが「ランダム間隔で落ちながら~」とあるのにもかかわらず、このアニメーション効果を選ぶと、テキストがいっぺんに落ちてきます。ウソつきですね。……わ、私の嫌がらせではありませんよ?

そこで標準描画ウインドウの中ほどにある、「文字毎に個別オブジェクト」にチェックを入れます。

ここがPoint!

「ラムダム間隔で落ちながら登場」のアニメーション効果に限らず、テキストにアニメーション効果を施す場合は、「文字毎に個別オブジェクト」にチェックを入れないとうまく動作しないものが多いため注意が必要です。

ここまでできたらもう一度再生してみましょう。今度はしっかり各文字がランダムに落ちてくるのが確認できるはずです。

【補足】パラメータの設定について

「ランダム間隔で落ちながら登場」フィルタは、数値を変えることで文字の落下にかかる「時間」や「間隔」を調整できます。

「時間」をマイナスに振ると文字をランダムで落としながら退場させることが出来ます。

時間

初期値は0.5s。-5.0s~5.0sの範囲で設定が可能です。

パラメータ設定の詳細や応用については別記事にて解説予定。(※12月24日現在、鋭意作成中)

 

 

テキストの文字をランダムに落とす方法については以上です。

ちなみにこのスクリプトでは、文字を落とす順番を変更したり、文字ごとに速度を調整したりすることはできません。スクリプトに設定された数値に従って落下するため、どの文字から落下してくるかは文字数によっても変化します。

これらを自由にコントロールしたいという場合、1文字ごとにパラメータ設定のできるスクリプトは、私の知る限りでは、ありません。

なので、ここで紹介したスクリプトを使う方法ではなく、基本的には文字ごとに地道に設定する方法を採ることになります。

個別設定となると大変ではありますが、モーショングラフィックに通じる動きをさせることも可能になりますので、一考の余地はあります。

2.ノイズのような効果を施す方法

次に、文字全体がかすれているようなノイズ効果をかける方法についてです。

これは「ランダムラスター」というアニメーション効果を使うことで再現できます。

ところがAviUtl導入初期状態ですと、この「ランダムラスター」というフィルター効果がありません。

「ランダムラスター」を使用するためにはこちらの記事にて導入していただいた「さつき氏のスクリプト」が必要になります。未導入の方はリンク先を確認の上、導入を済ませておいてください。

 

導入が済んでいる方は、こちらの動画をご覧ください。

 

先ほどと同様に、該当する部分だけ教えてくれればいい、という方は以下の解説をどうぞ。

静止画解説Ver.はこちら

さきほど「ランダム間隔で落ちながら登場」のアニメーション効果を施したテキストをそのまま使用します。

1つのオブジェクトには複数のフィルターを重ね掛けすることが可能です。

フォルダ管理をしていると、赤枠の「すべて表示」とある部分から作成したフォルダの一覧を表示できます。

私の場合はこのように表示されます。

自分が「ランダムラスター」を配置したフォルダを選択しましょう。私の場合「ランダムラスター」は「基本アニメーション系」フォルダに置きました。

フォルダを選択することで、実際に施すアニメーション効果の種類を、そのフォルダ内に配置したスクリプトだけにしぼって表示させることができるようになります。

あとは「ランダムラスター」を見つけて選択するだけです。

以上です。

再生してみると文字毎にノイズのような効果が施されていることが分かります。

「ランダムラスター」スクリプトは、「文字毎に個別オブジェクト」のチェックをせずに使用するとテキスト全体にランダムラスターがかかります。

「文字ごとに個別オブジェクト」へのチェックの有無

これはこれでいい演出になるので、テレビノイズみたいな演出には向いてるかもしれませんね。

「ランダムラスター」はテキストだけではなく図形や画像などのオブジェクトにも使用可能です。

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まとめ

今回の演出は2つのスクリプトを同時に使用することで簡単に再現できました。

めいどさん
すごい……。
本当に簡単でしたね!

かるび
でしょう?
あまり難しく考えすぎずに気楽に考えればいいよ!

 

場合によってはスクリプトだけでは解決しない演出もたくさんありますが、そのような場合でも工夫次第で色々なことができるのがAviUtlの強みです。

もちろん限界はありますが、どんなスクリプトを組み合わせたら何が出来るか考えながら色々試してみてはいかがでしょうか。

私でお力になれることがあれば、微力ながらお手伝いしますので、お気軽にお問い合わせください。

めいどさん
こちらに他のAviUtl記事を集めたカテゴリーページをご用意いたしました。私もここで勉強しています。
よろしければどうぞご覧くださいませ。

かるび
質問などもお待ちしています。
どうぞお気軽に!
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